未来が見えていない経営者の会社は倒産します。
大企業であっても、今の時代は倒産します。
実際、この20年間で30を超える大企業が倒産しています。
中小・零細企業に至っては、毎年1万~1万5000件以上、データが取れない夜逃げや休眠会社を含めると3万件が倒産していると分析できます。
これらは、計画倒産を除けば未来が見えていなかったために起きたことです。
未来を考え、未来を指し示し、それを実践していくことが指導者の条件ですが、
ここで、あなたに考えて欲しいことがあります。
未来を指し示す指導者の見極め方。
例えば、アメリカの大統領選挙や世界の通貨の為替変動、株式相場の予想や地元の商店の浮き沈み、さらにはあなたの生活に至るまで、「帝王学」を学ぶまでもなく、ある程度未来を予測する方法があります。
それは、「あなた自身が未来志向か否か?」ということにかかっています。
つまり、あなた次第。
もし、あなたが未来志向なら、あなたは未来を予測するためにアンテナを立て(関心を持ち、興味を抱くこと)、未来を考えるのに必要十分な情報を収集して、それを分析し続ける思考トレーニングができているはずです。
常に未来を意識して思考トレーニングができているか否かで、未来はまるで違ったものとなります。
簡単に未来を悲観したり、現在を嘆いたり、過去を悔やんだりしてはいけません。
それは、すべて、あなたの自身の内面にある心がつくり出していることだからです。
「心」というと分かりにくい方は、あなたの思考や口癖と理解してください。
あなたの口癖には、あなたの心のあり方が反映されてしまっています。
なぜなら、どこに行っても、何をやっても、誰とつき合っても、結婚しても、あなたは永遠にあなた自身の心からは逃げられないから。
あなたのことを一番知っているのは、あなた自身なのです。
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