心に余裕を持つ意識を保ち続けるために、日頃「アフター ユー」日本語で
お先にどうぞ を大事に。
単純に言えば、ドアを開けて建物に入る時、狭い通路を歩く時、
なるべく相手に道を譲る、という心がけです。
相手に譲る気持ちは、相手に必ず通じます。
譲られた相手は、こちらに感謝をしてくれます。
そして次ぎに、相手は自分に対してお返しに、道を譲ってくれる。
お互いが相手を思う気持ちは必ず伝播していくため、人間関係も良好なサイクルに入ります。
ハーバードの学生は、皆びっくりするほど アフター ユー が板についています。
見事なまでに自然体で相手に先を譲ります。
ブッフェ形式の食堂でパンやスープを盛り付ける時、寮の扉をあける時、クラスルームの席から出入りする時、売店でレジに並ぶ時、駐車場に続くエレベーターですれ違う時。
それは、男性が女性に対してのみ譲るレディーファーストの時だけではありません。
女性同士、男性同士、異性間においても頻繁に見られます。
ハーバードの学生に アフター ユー お先にどうぞ
の精神が徹底されているのは、
幼少の頃から譲り合いの精神を教え込まれているからです。
競争意識の激しいアメリカ社会だからこそ、競争に一定のルールが設けられているのだと、私は解釈しています。
民族、人種、出身地、母国語などが様々な社会においては、同一民族間の暗黙の常識というものがありません。
だからこそ、明白なわかりやすいルールが生まれる。
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